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【小倉穂高さん】引きこもりからNPO法人の理事へ 〜社会との接点としてのボランティア〜

  • 4 日前
  • 読了時間: 7分

最終更新日:2026年3月25日

みなさんはボランティアに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。なんとなく「社会への貢献がしたい人が集まっているんじゃないの?」といったイメージの方が多いかもしれません。


しかし、実際はどうなのでしょうか。


今回はNPO法人CORUNUMの小倉穂高さんにインタビューをし、その活動への思いや葛藤をお聞きしました。


ぜひ最後までご覧ください。



【小倉くんのプロフィール】

05生まれの20歳、フリーターで一人暮らしをしています!

趣味はパルクールとギターと友達との通話です!

これからの人生でやりたいことを全部やるために、お金と時間の自由を手に入れることを頑張っています!


CORUNUMメンバー紹介


小倉穂高さんがボランティア団体に入るまで


Q 小倉さんはこの団体に入る前はどのような活動をしていましたか?


僕は19歳の時にこの団体に所属しはじめました。高校生の時は正直言ってあまり他の人と関わる機会は少なかったです。


なんだかよくわからないけど、何をするにおいても気が乗らず、すぐに疲れてしまうという状態が続いてたんですよね。


でもそれを自分の中で理解せずについやりすぎてしまって、精神的にも疲弊して、、ということが続いていました。


次第に外に出ることさえもしんどくなってしまった


そんな状況の中で、ストレスもすごく溜まって、ついには通っていた高校を辞めて通信制の高校に転校することになりました。


そうするとリアルで人と関わる機会はより一層減り、関わりがあるのはゲーム内の友達くらいになったんです。


高校を卒業してからは、このままではダメだと思い、住んでいた岩手県を離れ、一人東京へやってきました。


東京では就労支援施設での寮生活と就業支援を受け、自分のペースに合わせて徐々に自分を見つめ直すことができました。


外に出て活動することにも慣れてきたという感じです。


Q そんな小倉さんがCORUNUMに入ろうと思ったのはなぜですか?


高校を卒業してからすぐに就労支援施設へ行き、そこを出てから今に至るまでフリーターとして働いています。


すると、アルバイト以外の人間関係っていうのがなくなってしまったんですよね。


周りの同年代は大学に通って、サークル活動とか部活動とかをやっているのに、自分はそういう他の活動がない。


何か人と関わることをやれたらいいなあと漠然と考えていました。


そのような中、アルバイトの仲間にCORUNUMというボランティア団体のメンバーがいるということを知り、その人と話してみるとすごく面白そうだったんですね。


迷うことなく「自分もやってみたい」と言って入会するに至りました。


これまでボランティア活動のようなことはやってこなかったのですが、人のために動くという経験を自分の中でもやってみたいという思いから、この団体のメンバーとして活動するようになりました。



小倉穂高さんの現在の活動


Q 今は小倉さんはこのCORUNUMの中ではどのような活動をしていますか?またどんなことを感じていますか?


今はCORUNUMの交流会事業部に所属し、主に就労支援施設や高齢者施設へ大学生たちと一緒に訪問してレクリエーションなどのイベントの企画・運営を行っています。


訪問した先の方々との交流という側面もあるのですが、どちらかというと一緒に準備したり訪問したりする同年代の仲間から受ける影響がすごく大きいなあと感じています。


めちゃくちゃ仕事が早いリーダーとか、社会への知識が豊富で頼りになる友人とか。


自分がこれまで出会って来れなかったすごい人たちがたくさんいて、日々刺激を受けています


Q 活動をする中で一番楽しいと思える瞬間を教えてください


自分は結構心配性で、完璧主義なところがあるので、正直交流会の準備は結構辛いところがあります。


レクリエーションの企画を、イベントごとに考える必要があるのですが、一つの企画を作るのに何時間もずっと悩んだりしてるんですよね。細部まですごく細かく調整するんですよね。スライド作成とかもそうです。


そしてせっかく考えても、やっぱりこれはうまく行かないかなあとか、心配になってしまいます。


それでも、全力で考えた企画が参加者の方達が喜んでくれているのをみると、嬉しい気持ちになりますね。


Q 今の活動の中でしんどいと思うことはありますか?


ある意味裏返しではありますが、準備した企画の反応が悪いことも少なくないので、本当に相手のためになっているのかな、という問いに向き合うからこそ思い悩むこともあります。


特に自分が担当している高齢者施設だと、レベル感の調整が難しくて、入居者も自分たちもお互いにストレスが溜まってしまうことがあります。


そんな葛藤の中で、どうすればもっとより良い活動にできるのかなというところは常に考えなければなと思っています。


自分がどのような形で活動に関わるべきなのか、今は本当のことを言うと悩んでいるところでもあります。


ただ、そうやって模索している感覚が楽しかったりもするんですよね。


26年度からは責任を伴う理事の任を受けたので、これからはそういった全体目線での活動もやっていきたいと思っています。



小倉さんがボランティア活動を続ける理由



Q 小倉さんの中ではしんどいと感じることもあるという話がありました。どうしてそれでも続けようと思えるのですか?


やっぱり一番は、聞こえは悪いかもしれませんが、「自分のため」というのが強いと思います。


素晴らしい仲間たちがたくさんいて、さまざまな刺激を得られることが一番の価値であると思うし、自分が最初に「なんらかの活動がしたい」と思ったのも仲間やコミュニティという観点からでした。


今その目的がまさに達成できている状態自体が、今も残っている理由なのではないかなと思います。


また、最近は幹部などもするようになり、外部団体と関わる機会も増えました。


他の団体やそのメンバーからの刺激を受けて自分も頑張ろうと思えることは、すごく価値があると思います。


Q 就職活動やキャリアといった視点からボランティアをする人も多いかと思いますが、小倉さんはどうですか?


自分はそのようなキャリアみたいな側面は全く考慮せずにボランティア活動に取り組んでいます。


すでに職があるということもありますが、どちらかというと「自分自身の成長」が一番自分にとって喜びを感じるものなんですよね。


就活の面接で語るネタ探しというような表層的な理由ではなくて、もっと自分の人生の本質に関わるような何かが得られると思うし、現にそれに値する経験を得られているのではないかと思います。


そしてそれこそが本当の幸せだと思っています。


Q 理事の任命を受けたとありました。これに関連して小倉さんのお気持ちを伺いたいです。


これまでは、自分のためという感覚が強かったと思います。自分の成長のために全力で取り組んで、積極的にいろんな活動に参加してきました。


そのような姿勢を評価されて代表から理事の選任を受けました。


ですが、この「自分のため」という感覚や「素晴らしい仲間」の存在は、そういった場が整備されてはじめて実現できるものであると思います。


決して当然のように作られるものではありません。


これからはただ享受する立場としてのみならず、その場を作る存在としても活動したいと思います。



今回はCORUNUMの小倉穂高さんにインタビューをさせていただきました。


ボランティアを、さまざまな人と関わる手段として、またそれを通した自己成長の場として捉えていることが分かりました。


さらにその中にある目的意識に対する葛藤も垣間見えました。


社会の幸せが自分の幸福にもつながるのだというメッセージもこの中には隠されているように思います。


以上、小倉穂高さんへのインタビューでした。


最後までご覧いただきありがとうございました。



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