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世代間交流のリアルとは?

  • 22 時間前
  • 読了時間: 8分
世代間交流のリアルについて聞いてみた!という文字が書かれている。デフォルメキャラクターがインタビューを受けているイラスト



この記事の見どころについて


見どころは,1人の視点だけではなく,インタビューをもとに,複数の参加者の視点で交流会イベントをご紹介しているところです。(「 」の中では,口頭及び記述で得られた回答をそのまま引用しております。)


世代間交流の雰囲気について,できるだけリアリティを感じていただけるようご紹介できればと思います。



どんな交流イベント?


2月に開催したイベントで,参加者は,大学生5名 高校生1名,高齢者4名でした。


以下のような内容で行いました。


「桜の千切り絵」:ちぎった花紙や折り紙を使って桜を作っていく工作


「ひな人形作り」:紙コップに折り紙を貼り付け,顔を描いて仕上げる工作


「共通点探しゲーム」:お題についてお互いに話し,類似点を探すゲーム

 

イベント内容「桜の千切り絵」「ひな人形づくり」「共通点探しゲーム」と書かれている。老人ホームの入居者様が千切り絵や紙コップでひな人形を作る様子と、それらの完成形の画像。


参加前の気持ち|Before編


--参加前の気持ちについて教えてもらいました!

 

Aさん:

「コミュニケーションが不安」だった


 Bさん:

「ボランティアで社会福祉系は初めて」なので「内容がわからない」「イメージわかない」とお話ししていました。


  Cさん:

「久しぶりの施設で少し緊張していた。」と話していました。


--(初めてでもそうでなくとも不安や緊張はありますよね。同じ場所でもメンバーやイベント内容は毎度異なるので,私もその都度ドキドキです。)



交流の様子|盛り上がったエピソード


--実際に盛り上がった話題について聞いてみると...


Aさん:

桜の千切り絵で,「お花見のおすすめスポットの話で盛り上がった」そうです。


--(イベント内容から派生して,いろんな話ができるのはいいところだと思います。また,面と向かって話すというより,作品を作りながらの方が話しやすい場合もありますよね。作品作り企画において作品自体への評価も満足度につながると思いますが,こういった産物も重要な要素だと思います。)


--印象的な会話や笑いが起きた瞬間もあったようです


Bさん:

ご入居されている方が,施設に息子さんや娘さんが「来てくれれば嬉しい」とお話しされていたそうで,それについて「その場にいてあげることも大事」といった気づきがあったそうです。


Cさん:

子ども食堂の後に実施させていただいているため,親子が参加されることもあります。ご入居されている方から,「赤ちゃんを見てすごく元気になっていた」という様子も窺われたようです。


--小さなお子様や赤ちゃんの存在に喜ばれる方は本当に多いです。)


Cさん:

参加者が千切り絵を各々楽しむ様子から,「自分たちで工夫を凝らして」いたと感じたそうです。


--(確かに,桜がテーマの千切り絵でしたが,桜が舞い散る様子「桜吹雪」を表現している方もいらっしゃいましたし,「菜の花」を細かに作成している方もいらっしゃいました。「桜吹雪」が綺麗だったり,「菜の花」が好きだったり,桜から思い浮かぶ春の風景は様々ですね)


--世代間のギャップについて聞いてみました!

世代間の驚きを画像にて説明している。①数珠玉でお手玉を作っていた②お手玉3つでジャグリング③子供の着物は手作りとかかれている。デフォルメキャラクターが驚いている。

Cさん:

「世代間で遊びに違いがあるのは分かっていたが、予想以上だった」「例えば、お手玉3つは簡単など」と振り返っていました。


また,「もし宝くじが当たったら・・・」というお題に対して,入居されている方の「みんなにあげる」という回答は「衝撃的」だったそうです。


Dさん:

「共通点探しゲームの際の思い出話」が印象的だったそうです。


特に,「昔よく遊んだおもちゃのお手玉の中身は植物から採取できる“数珠玉”を使って手作りしてたお話」,「福島の戦時中のお話」,

「近所で服が売られてなく、1枚の布から着物や子供達の洋服を手作りしてたお話」などなど,さまざま聞けたそうです。


--(私も,「着物を作れることがお嫁に行くのに必要」と聞いた時には驚きました。なかなかハードですね。)



参加後の変化|After編


--参加後の変化について聞いてみると...


Aさん:

コミュニケーションに関して不安があったようですが,今回は,「経験談を話してくれ」たり,「会話を膨らませられ」たりしたそうで,「お互い話が面白い」といったポジティブな感想をいただきました。


Bさん:

初めての参加でしたが高齢の方は,「意外と親しみやす」く「話が面白」くて,「人生の大先輩」と感じたそうで,「また参加してもいいかな」と話していました。


Cさん:

「耳も聞こえる方が多く、自分から嬉しそうに話してくれることが多かった」「話しやすかった」と書いてくれました,久しぶりのイベントで緊張していたようですが,「楽しかった」ということです

 

--(実際にやってみて,変わることって多いですよね。)


--気づきについて


Bさん:

「大学にいると自分と同じ世代の人としか関われない」し,「親戚以外との交流機会も大事」と話していました。


--(他の世代との交流って意外と難しいですよね。いろんな人いろんな世代の人と交流してみると発見が多いとイベントや企画を続けてみて思います。)

 


企画者の視点|工夫した点・改善点


--イベントの目的について,どのように考えているか聞いてみました!


Dさん:

「楽しい時間にしてもらう」「イベントを通じて季節の変化等を感じてもらう」といったことを今回目的にしたようです。


--(普段室内にいることが多いと,季節の変化を感じにくくなります。季節感のあるイベントは大事ですよね。)


--準備で工夫したことは何かありましたか?


Dさん:

「季節に応じたイベントの内容にしたこと」「見本を作ったこと」や型紙を用意することなどの工夫がありました。


--(見本は完成イメージを具体的に伝えるのにとても重要ですよね。上手に作ることが難しいのですが, メリットを考えると用意するのが最適です!)


--良かった点について教えてください!


Cさん:

共通点探しゲームのお題を考えてくださったCさんは,「子供の頃好きだった遊びというお題にしてみたが、やっぱり最近の話より昔の話の方が楽しそうに話される方が多くて良かった点だと思う。」と振り返っていました。


--(みんなが話せるお題って少し難しかったりするのですが,このお題は盛り上がりました!)


Aさん:

「工作企画が2つあったのが良かった」と語っており「手持ち無沙汰が少なかった」ところが楽しめたポイントだと話していました。「お手本大事」とも話しており,完成品がイメージできることは確かに重要だと思いました。


また,前回よりも話せた理由について,前回も同じイベントに参加しており,ご入居者様について,「お互いに知っていた」ことや「話し声の大きさを意識した」ことなどが思いあったようです。


--(交流を継続してみたり,話し方を工夫したりすることも大事ですね。)


Aさん:

いつもは「教える専任だった」けれども,今回「自分も作ってみた」ところ,「参加者からアドバイス」があり,「そこで会話が生まれた」そうです。また「やってる方も楽しい」「自分も参加した方がやってくれる」との発見もあったそうです。


Cさん:

「一緒にやりつつ、各々やるのはいいと思った。」「やって〜という声が少なかった。」と感じたそうです。


--(教える側,教えられる側と明確に分かれるというよりも,教えつつ教えられつつといった関係性ができて本当によかったです!)


Bさん:

Bさんは初めてイベントに初めて参加されましたが,「参加して楽しかった」「輪に入りやすかった」と話していました。


また,いろいろな形態・分野のイベントに参加されているようで,「同年代と企画ができた」「大人と実施するよりやりやすかった」と話していました。


--(初めて参加された方が「話に入りやすかった」と言ってくださったことは印象的で,どちらかというとよくお話される方だなと感じましたが,企画を協力して行うことで,良い雰囲気で実施できたなと思います。また,学生主体の本団体の特性の良いところを感じてくれたようで嬉しいです。)


Dさん:

「着物の柄を複数用意されてたため、好みの柄で作成することができた」


--(選択肢がほどほどにあって,自分が惹かれるものを選べるというのはいいですよね!着物の組み合わせ選択について,私は成人式で混乱した覚えがありますが,昔選んだことがある方もいらっしゃるからか,プロな雰囲気がありました!実生活で経験したことがある着物選びや買い物などテーマに企画できたら面白そうと思います)

 

--反省・改善点はありますか?


Cさん:

「途中経過の写真もスライドにあるとわかりやすいと思った」もしくは,「見本を各机に一つずつ」といった工夫もできると良いと振り返っていました。


Dさん:

「ひな人形作りで折り紙を貼り付ける向きなどが意外と難しかったため、やりやすい方法を事前に見つけておくべきだった」

ということや,「2テーブルに分かれたため見本を複数作成したほうがよかった」,「完成品や途中経過も皆さんに伝わりやすくできるともっと良かったと思います。」という反省点があったそうです。


--(確かに,手順書や十分な量の見本はあった方がよかったなと思います。今後取り入れていきたいと思います!)


まとめ|世代間交流がもたらすもの


私もイベントに参加しており,みんな同じような体験をしていますが,4人にインタビューをしてみると,思ったことや感じたことは各々でした。


世代間で交流する中で,生きてきた時代を印象的に感じたり,やり取りの仕方を工夫したり,行動や発言をよく観察していたり,企画者として事前準備を工夫したり,様々だったと思います。経験やものの見方,感じ方が違うからですかね


誰が,いつ,どこで,誰と,どうやって,交流するかで随分違った体験になるので,もたらすものは,きっと千砂万別です!


ですので,実際にいろいろな世代の人と交流して確認してみましょう


交流会の雰囲気が伝わり,不安や緊張があっても大丈夫かもしれないと思っていただけましたら幸いです。






 





 




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