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SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」:私たちができることとは?

  • 執筆者の写真: 【NPO法人CORUNUM】 HP事業担当者
    【NPO法人CORUNUM】 HP事業担当者
  • 2 時間前
  • 読了時間: 3分

(最終更新日:2025年10月23日)

流れている水

こんばんは!NPO法人CORUNUMの坂口です。


今回は、SDGsシリーズ第6弾になります。


私たちの日常に溶け込んでいるトイレについてになります。最後まで見てくださると嬉しいです。




1. SDGs目標6とは?


SDGs(持続可能な開発目標)の目標6は、「安全な水とトイレをすべての人に」というテーマです。


世界には、今も約21億人が安全な飲み水を利用できず、36億人が衛生的なトイレを使えない状況にあります。


また、トイレがなく屋外で用を足す人は約35400万人と言われています。


これは健康・教育・ジェンダー平等など、さまざまな問題にもつながっています。



2. なぜトイレの問題が大切なの?


今、水質汚染はかなり深刻な問題とされています。


水質汚染により、菌が繁殖し健康に大きな影響を及ぼします。不衛生な水を飲むことで下痢症になったり大きな病気になったり、最悪な場合は死に至る可能性もあります。安全な水やトイレが利用できないと、さまざまな問題を引き起こす原因になります。


トイレは「健康」だけでなく、「教育」「経済」「ジェンダー」などの基盤にも関係しています。



3. 日本の現状


日本では蛇口をひねれば簡単に綺麗な水が利用でき、トイレもどこにでもあり使用することができます。水やトイレに困ることがほとんどなく、衛生問題に対して深く考えることは少ないかもしれません。


世界と比べると高い水準ですが、100パーセント普及率というわけではありません。


日本の水道普及率は約98パーセントであり、約2パーセントの230万人が水道を利用できないと言われています。


蛇口

また、トイレの普及率は約80パーセントで約20パーセントはくみ取り式トイレを利用しています。


水洗トイレ

感染症のリスクはほとんどないですが、下水道が普及していない問題が残っています。



4. 目標6の具体的なターゲット


6-1

誰もが安全なを安い値段で利用できるようにする。


6-2

誰もがトイレを利用できるようにして屋外で用を足す人がいなくなるようにする。


6-3

汚染を減らす、ゴミが捨てられないようにする、有害な化学物質が流れ込むことを最低限にする、処理しないまま流す排水を半分に減らす、世界中で水の安全再利用を大きく増やすなどの取り組みによって、水質を改善する。


6-4

今よりもはるかに効率よく水を使えるようにし、淡水を持続可能な形で利用し、水不足で苦しむ人の数を大きく減らす。


6-5

必要な時は国境を超えて協力して、あらゆるレベルで水源を管理できるようにする。


6-6

山や森林、湿地、川、地下水を含んでいる地層、湖などのに関わる生態系を守り、回復させる。



5. 私たちにできること


水問題と聞くと何をしたら良いかわからない方もいるかもしれませんが、日常生活から行動することができます。


・水を出しっぱなしにしない

・節水機能を活用する



6. まとめ


普段当たり前のように使っている水は生きる上でなくてはならないものです。1人1人の意識や行動で少しずつ未来が変わってきます。


小さな行動からSDGs『安心な水とトイレを世界中に




参考文献


公益財団法人 日本ユニセフ協会 unicef 持続可能な社会への一歩 SDGs Club:


gooddo(2019).安全な水とトイレを世界中に SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」で解決するべき問題と現状とは:


なるほどSDGs 「安全な水とトイレを世界中に」SDGsゴール6の現状や取り組みは?:



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