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SDGs7『エネルギーをみんなに そしてクリーンに』を徹底解説

  • 執筆者の写真: 【NPO法人CORUNUM】 HP事業担当者
    【NPO法人CORUNUM】 HP事業担当者
  • 11月16日
  • 読了時間: 3分
エネルギーが周囲に与える影響について表したイラスト

最終更新日:2025年11月15日

みなさんこんにちは!CORUNUMの坂口です🐨本日はSDGsシリーズ第7弾ということで「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」をお届けします。




1.SDGs7とは?



SDGs7は「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を掲げ、世界中のすべての人が、安全で安価・持続可能なエネルギーを使えるようにすることを目標としていています。


世界にはいまだに電気が使えない人が多く、6億7500万人と言われています。同時に気候変動を抑えるためには再生可能エネルギーへの転換(太陽光、風力、地熱などの二酸化炭素を排出しないエネルギー源)が欠かせません。SDGs7は、この“エネルギー格差の解消”“クリーンエネルギーへの移行”の両方を進めるための重要な項目なのです。


具体的には、

  • 誰もが手に入りやすい価格で安定的なエネルギーを使えるようにする

  • 再生可能エネルギーの拡大

  • 省エネ・効率化の推進

の目標を達成するために


  • クリーン技術の研究・投資

  • 発展途上国のインフラ支援 といった行動が求められています。




SDGs7は技術の問題だけでなく、私たちの暮らしや選択そのものが大きく関わる目標であり、家庭や企業の小さな取り組みも世界のエネルギー転換につながる重要な課題です。



2.世界と日本の現状



世界では上記に述べたように電気が使えない地域があります。電気が使えないとどのような影響があるのでしょうか。


例えば、当たり前に使っているスマートフォンなどの電子機器が使えなくなります。そうなるとキャッシュレスでのお買い物や仕事や勉強での利用も困難になり教育や産業の発展も遅れてしまいます。


また、医療の遅れや日常の生活にも大きく影響するため命に関わります


それでは日本はどうでしょうか。電気の供給も安定しており課題がないように感じるかもしれません。ですが、電気自給率が12.1%と低くなっています。約88%の化石燃料エネルギーを海外に頼っておりエネルギー価格の高騰が大きく懸念されています

日本の電機自給率と化石燃料の海外依存率についてのグラフ。これらは同じ意味を持っている。





3.限られた資源



当たり前のように私たちが使っている石油や石炭などの化石燃料には限りがあり、いつかなくなってしまいます


石油は約50年、石炭は約130年と言われており石油に至っては2060年には枯渇する計算となっています。石炭は長く使えると思われますが、大気汚染や気候変動の要因となっているため、化石燃料に変わるエネルギーを見つけていかなくてはなりません。


【参考】化石燃料の未来:枯渇への道と持続可能なエネルギーへの転換 |【公式】U-POWER(ユーパワー) - 新電力サービス|U-NEXT HOLDINGS https://share.google/9t7UJzkDLUf6KJy17



4.世界の取り組み



最近では、カーボンニュートラル(脱炭素社会)を目指す動きが多く見られています。カーボンニュートラルとは、気候変動などの地球温暖化に繋がる温室効果ガスの排出を0にする社会のことを表しています。温室効果ガスは様々なものがありますが、二酸化炭素が1番影響が強いと言われています。


輸送によるCO2排出量の見直しや再生可能エネルギーへの転換、ガソリン車の販売禁止への動きなどがあります。ですが、CO2を排出しないと言われている電気自動車ですが生産時の排出量がガソリン車より高いと言われていることもあり、向き合っていかないといけない課題となっています。




5.私たちにできること



私たちの生活で出来ることを挙げると電気の節約や自動車ではなく公共交通機関を使うなどが出てくると思います。もちろんそれらが出来るという方もいらっしゃると思いますが、難しい方もいるでしょう。


最近では企業や個人問わず、再生可能エネルギーが利用できるプランが電力会社から提供されています。難しいイメージもありますが、1度調べてみるのも私たちができることかもしれません





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